沖縄で持続可能な暮らしを考えるパーマカルチャーのつながりを広げていく団体OPeNのウェブサイトを制作しました。
首里農園で畑かりていたけどこのところとんとほったらかしです。。
何とかしないと!畑は家の近くにかぎる!!ということを日々痛感してます。

パーマカルチャーとは、1970年代にオーストラリアのビル・モリソンとデヴィッド・ホルムグレンが提唱した「環境のデザイン体系」のことで、人類にとって永続可能な環境をつくりだすための理論と実践の方法論です。

この言葉は、パーマネント(永久の)+アグリカルチャー(農)+カルチャー(文化)を組み合わせてつくられた言葉です。

現在世界で当り前のように行われている市場経済による経済発展、工業化による大量生産・大量消費。また、自然の生態系を考慮しない開発促進の考え方では持続不可能であることは明らかで、永続可能な環境をつくるためには、社会のあり方やライフスタイルを自然に添ったかたちに変える必要があるのです。
使い切れないくらいの膨大な太陽エネルギーが降り注いでいるのに、制御不可能な原子力や石油・天然ガスなどの化石燃料を燃やし温暖化を招いて、人類は何をやっているのでしょうか?

パーマカルチャーは自然を詳細に「観察」し、伝統的な農ある暮らしの「智恵」を学び、現代の科学的・技術的な「知識」を取り入れて、通常の自然よりも高い生産性を持った「耕された生態系」を作り出すと共に、人間の精神や、社会構造をも包括した「永続する文化」をかたちづくる手法です。
パーマカルチャーはオーストラリアでは既に学校で教えられているように、これからは「地球生活のマナー」になって行くのでしょう。人類が恒久的に存続して行くために、自然に添い、豊かな自然の恩恵を最大に享受することが大切なことではないでしょうか。

沖縄パーマカルチャーネットワーク OPeN

Credits
Client: OPeN
Directin, Art Direction, Design, Illust, Cording, CMS : Tadashi Takeyama (Tsukue Inc.)

沖縄パーマカルチャーネットワーク